
久々の雪で電車がたいへん
いやー昨日は東京にも久しぶりに雪が降りましたねー。
雪国の方からすれば毎度のことながら東京だらしないとかいろいろと思うところがありましょう。
なんせただでさえ慣れていないところに人の数が桁違いだからね。
そりゃーもう人によっては右にも左にも進めないみたいになってたようで。
僕は予め危険を察知して、その時やってた仕事やら何やらを何もかもかなぐり捨ててはストレートに家に帰って、雪見だいふくをもぐもぐしてました。うまし。

緊急事態にこそ本来の性格が出てくる
僕は実際目の当たりにすることはなかったのだけれど、すぐにおうちに帰れなかった人たちの中には、なかなか動かない電車に業を煮やしてあーだこーだと文句を言ったりする人たちもたくさんいたらしいです。言ったりしなかった?大丈夫?
まあね、その気持ちがわからないとは言いません。そりゃあ自分の思い描くように事が進まないのだからイライラもするでしょうな。
でもその一方では、どっしりと構えて事が解決するまで耐え忍んだり、別の手段でうまいこと事態をかわしたりした人ももきっといたはず。
これは僕の持論ですが、にんげんは緊急事態にこそ、その本当の性質が出てくると思うのです。
ホラー映画とかでもよくいるでしょ?調子のいいこと言ってるけどいざという時一番に逃げようとして最初の被害者になっちゃうようなテンプレキャラがさ!あれといっしょですわ。
良し悪しは別として、ものすごく人間らしいよなとはいつも思います。
めっちゃチキンになる人もいれば、よくわかんないけれどイライラしたり怒鳴り散らしたりする人もいたり。こっちに迷惑がかかりさえしなければ、ゆかいな人間劇場の始まりですパチパチパチ。
でもどうしてイライラしちゃう人としない人、表れてくる本質に違いが出るのか。
イライラの境界線はいずこに?
その答えの一つとして。
イライラしちゃう人は「予定通り進んでいない」という目の前の事態にばかり意識が奪われているからなのではないでしょうか。
大局が見えるでもなく、脊髄反射で感情がそのままストレートに出てしまっているんだと思います。
一方、イライラしない人はといえば、
- 雪が降ってる → 電車が遅れるのは仕方ない
- たくさん駅で放送してる → 鉄道会社の人達ががんばってくれている
- 雪道にアスファルトがはっきり露出 → 雪かきしてくれた人がいるんだ
とかとか、目の前だけでなくていろんな情報から多くの事を想像、予想してるからなのではないかなと思うのです。根拠らしい根拠はないけど、僕がそうなので。
雪で絶対に電車遅れるだろうなーとか今回に限って言えば最初から予想もできてたし、ともすれば腹も立ちません。
もちろん僕の元々の性格もあろうけど、今回重要なのはそこじゃない。
この際はっきり言わせて下さい。
ミスは起こる
どんなに気をつけたって、だめな時はだめです。ましてや自然が相手ならコントロールしようもない。肝心なのは起こってしまったイレギュラーをいかにフォローするか、そのミスを最小限に食い止めるか。
そういうことに意識が向けば、イライラする余裕なんてきっとなくなっていくはずです。
ゆくゆくは雪見だいふくにもありつけることでしょう。

はい、ごもっとも!そうはいっても状況は人によって違うので、誰にでもあてはまる正解は残念ながらないです。
だからせめて、自分自身くらいはどうにか穏やかに過ごせるように色々やったり考えてみたりした方が、僕はしあわせになると思うんですけどどうですかねえ。
それでも最近どうもイライラしてあかんという人は、ぜひとも月代相談室までご相談を。
おこるポイントがちょっとずれてる結果、温和な相談員がのらりくらりと対応します。